みんなの家賃どれくらい？
2019

1位は昨年と変わらず東京大学でした（1,788円減）。昨年4位だった早稲田大学は3,853円高くなり2位になりました。この2校は過去の調査でも毎年ランクインしています。
調査以来トップ10にランクインし続けていた東京工業大学、青山学院大学、明治大学（和泉）、立正大学がランク外となり、学習院大学、東京理科大学、東京家政大学、法政大学、大正大学は初のランクインとなりました。いずれも東京23区内に立地している大学ですので、家賃相場がそのまま平均家賃に影響したようです。

家賃が安い大学ランキングは毎年首都大学東京・埼玉大学・城西大学が1~3位で今年も同じ顔ぶれとなりました。
特に変化はなく埼玉県・神奈川県・東京23区外の家賃相場が比較的安めのエリアに立地する大学がランクインしています。

通学時間短いランキングでは7つの大学が、家賃が安いランキングと同じでした。家賃相場が安い立地の大学だと、学校近くでお部屋を探す学生さんがやっぱり多いですね。
埼玉大学、神奈川大学、横浜国立大学、電気通信大学、獨協大学、中央大学、慶應義塾大学、明治大学（生田）の8校は過去調査で毎年ランクインしています。
家賃相場・通学時間はお部屋探しの重要ポイントですが、それだけじゃなく坂道や商業施設の有無などの周辺環境も重要項です。下記リンクに学校ごとに解説した平均家賃・通学時間のデータもございます！ランクインしていない大学も掲載しておりますのでぜひご覧ください！

平均通学時間はあまり変化なく、早慶上理は大学生全体の平均（22.4分）とほぼ同じ、次いで日東駒専、MARCHの順に長くなりました。5年分の調査をみると、早慶上理は20分くらい、日東駒専は25分くらい、MARCHは30分くらいで推移しています。

平均家賃はどの大学群も大学生全体の平均（家賃+管理費59,900円）より高めのお部屋を選んでいます。特に早慶上理は早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学が値上がりしたことにより、昨年より3,522円も高くなりました。
家賃についてはどの大学群も毎年変化にバラツキがありますが月々の住居費（家賃+管理費）は、早慶上理とMARCHは6万円台後半くらい、日東駒専は6万円くらいが平均的といえそうです。