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大学入試の種類
大学入試の受験生はまず「どの学校」の「どの選抜方式」を受験するのかを決めて準備しなくてはいけません。
複雑で多様化する大学入試ですが、大きく分類すると「総合型選抜(旧AO入試)」「学校推薦型選抜(旧推薦入試)」「一般選抜(旧一般入試)」の3タイプです。
それぞれの選抜方式のスケジュールや試験内容などの特徴を把握して受験勉強に取り組みましょう!
大学入試の種類
こちらは大学入学者の選抜方式別割合のグラフで、国公立大学は約8割が一般選抜入学者です。一方私立大学をみると一般選抜よりも学校推薦型選抜の入学者比率が高く、58.7%が総合型・学校推薦型選抜の入学者です。
ほとんどの大学の総合型・学校推薦型選抜は「合格したら必ず入学する」専願制が採用されていることから、大学側としては入学者を確保できるメリットがあります。
私立大学だけでなく、国立大学協会も総合型・学校推薦型選抜による募集枠を定員の30%程度にするとの目標を掲げていることから、今後も拡大傾向は続いていきそうです。
総合型選抜(旧AO入試)とは
総合型選抜は、学校が求めている学生像(アドミッション・ポリシー)と受験生の「この大学で○○を学びたい」という学習意欲のマッチングを重視する入試方式です。書類審査や小論文・面接だけでなく、プレゼン・資格試験・学科試験を課すパターンなど、学校・学部・学科によって様々な選抜方法で行われています。
高校からの推薦がなくても受験できることが特徴です。9月以降出願が始まり、合格発表は11月以降です。
学校推薦型選抜(旧推薦入試)とは
学校推薦型選抜は、高校からの推薦を受けた学生を選抜する方式で、一般的には「学習成績の状況(旧評定平均値)○以上」などの成績基準があり、高校で何をどう頑張ったかが問われます。学力だけではなくスポーツや課外活動を評価するタイプの推薦もあります。
選抜方法は書類審査・小論文・面接がメインですが、国公立大学や難関私立大学では共通テストなどの学力試験を課す場合もあります。
11月以降に出願が始まり、12月以降合格発表されていきます。
一般選抜(旧一般入試)とは
一般選抜は学科試験が中心な選抜方式で、国公立大学では共通テストと大学独自の2次試験を組み合わせた選抜が行われ、私立大学では大学独自の試験による選抜と共通テストを利用した選抜に大別されます。
国公立大学は共通テスト後に出願受付され、前期日程だと2月下旬、後期日程だと3月中旬に2次試験があります(後期日程がない場合も)。
私立大学は多様な方式があり出願・試験・合格発表時期はまちまちですが、一般的には2月上旬~中旬に実施される試験が一般選抜募集定員の大半を占めます。
特に一般選抜の受験生には必須の共通テスト(旧センター試験)についてもまとめてあります。下記リンクよりチェックしてみてください!
※2021年8月時点の情報を基に作成しています。
※正確な情報は、各大学の公式ホームページにてご確認ください。