みんなの家賃どれくらい？
2013

過去5年間、大学生の平均家賃は減少傾向で推移しており、今年も過去最低値を更新しました。家賃の人気傾向は去年とは大きく変わらず、5万台を中心とした価格帯を選ぶ新入生がほとんどとなっています。
結果、2009年の平均家賃（59,617円）から4,967円と大きく下げ、これは大学生が在校する4年間で換算すると約24万円にもなります。

家賃減少の原因として、今年は家賃3万円台もしくはそれ以下の物件を選んだ学生数の増加が挙げられ、今年度は家賃7万円以上を選んだ学生数を上回りました。
もちろん都心でこうした低価格帯の物件を探すのは難しいようですが、電車通学圏内で考えれば、十分に選択肢となるようです。

2013年は、一人暮らしをする大学生の実に5割以上が通学20分未満となっており、平均通学時間はここ５年では最も短くなりました。
通学時間が長い方が、家賃相場の安いエリアに住めるのが一般的ですが、部屋の条件をある程度妥協して、立地や通学しやすさを重視する学生が増えたものと思われます。