平均家賃は前回調査より2,274円下がり、1番人気は「5万円台」2番人気は「6万円台」でした。

内訳を見ると、前回調査で1番人気だった6万円台は約1割減し、5万円台は2割増加しました。7万円以上の高価格帯も少し増加しましたが、少数派。今年は「家賃重視」でお部屋を選んだ方学生さんが多くいました。

大学周辺には商業施設やオフィス、他の大学が多く、家賃相場も高いため、学生さん向けの物件はとても少ないです。そのため、多くの学生さんは大学周辺にこだわらず電車通学を選んでいます。

複数路線が利用可能でアクセスは良いので、検討エリアを広げてお部屋を探してみるのがオススメです。
なるべく通学時間を抑えながら、希望の家賃と設備条件に近いお部屋を見つけられるように、早めに情報収集を始めましょう！

平均通学時間は前回調査より0.9分長くなりましたが、昨年とほぼ同じ結果となりました。

昨年1番人気だった20分台が大幅減し、その代わりに30分台と40分台が増加しましたが、50分台の減少ため、内訳は変化したものの平均時間に大きな変動はありませんでした。

大学は山手線の内側に位置し、周辺はオフィス街で学生さん向けの物件が少なく、生活感の乏しいエリアです。今回の調査では9割以上の学生さんが電車通学を選び、1番人気が「30分台」2番人気が「40分台」で、この2つの時間帯で全体の約85％を占めています。このことから、家賃相場の高い大学周辺ではなく、少し離れた暮らしやすい環境を選ぶ学生さんが多いようです。

複数路線を利用できる立地なので、住むエリアの選択肢は広く、通学やアルバイト、部活サークル、お買い物などを考慮しながらエリアを検討しましょう！