平均家賃は前回より916円下がり、1番人気は「5万円台」次いで「7万円台」という結果になりました。
昨年は6万円台が50％を占めていましたが今年は16.7％と大幅な減少に対し、4万円台は8.3％から50％と大幅に増加しています。その結果、平均家賃が減少しました。

大学周辺は文京区で家賃相場が高いため、学校近くで設備や間取りを重視したお部屋探しをすると家賃はかなり高額になります。
また、大学は自転車通学禁止となっていることからも電車通学を選ぶ学生さんがほとんどです。
下記の平均通学時間をみても明らかにわかるように、都心から離れた家賃相場の落ち着いた場所で、設備や間取りなど「お部屋のクオリティ」を重視したお部屋探しをしている学生さんが多くいました。

大学受験が始まる時期に入るとお部屋探しをする学生さんが一斉に動き始めるので、人気の物件は早期の情報収集が重要です。
予備知識として、例年人気物件は早めにチェックしておくことがカギになるでしょう。

平均通学時間は前回調査より12分長くなりました。
内訳を見ると、なんと「30分台」と「40分台」の2択という結果に！
大学近くでお部屋を探すことのハードルの高さが分かります。

電車通学の中でも、2～3駅以内など近くで探す学生さんよりも、大学から遠いエリアで暮らしやすい環境を選ぶ方がほとんどです。
今回は、同じ都内でも学生さんが多く暮らしている「板橋区」や「練馬区」が多く選ばれていました。
また、埼玉県までエリアを広げると一気にお部屋のグレードも上がる傾向です！

商店街やスーパーやドラッグストアなど、生活に必要なお店が家の近くや最寄り駅にあるかどうかも大切なポイントです。
実際の生活を想像しながらお部屋探しをすると、入居後も安心できるかもしれません。