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大学入試の種類
学校推薦型選抜とは
大学入試改革により推薦入試は学校推薦型選抜に名称変更されました。
出身高校長の推薦を受けないと出願できない選抜方式で、「高校で何をどう頑張ったか」が問われます。全国の高校から出願できる「公募制」と、大学が指定した高校の学生のみが出願できる「指定校制」に大別されます。指定校制は国公立大学ではほぼ行われていません。
基本的には合格したら必ず入学する「専願制」が採用されています。(公募制の場合、併願可能な推薦や既卒生でも出願可能なものもあります。)
学校推薦型選抜 出願条件
学校推薦型選抜の出願は11月以降に始まります。成績基準がある場合は「全体の学習成績の状況○以上」「学習成績概評○以上」など最低基準が示されます。この基準をクリアしたら出願OKです。「全体の学習成績の状況」とは評定平均値を指し、この平均値をもとにA~Eの5段階で成績を表したものが「学習成績概評」です。
- 学習成績の状況 学習成績概評
計算方法 -
全体の学習成績の状況 = (高1~高3の1学期までの全科目の成績合計)÷全科目数
全体の
学習成績の
状況5.0
~
4.34.2
~
3.53.4
~
2.72.6
~
1.91.8
以下学習成績
概評A B C D E
私立大学では学力を基準にするだけでなく、スポーツ推薦、有資格者推薦、課外活動推薦があります。
スポーツ推薦は高校時代の競技成績が基準になり、有資格者推薦は英検や簿記などの資格・検定の取得が条件になります。課外活動推薦は生徒会や部活動、ボランティア活動等での活躍した学生が対象となります。
学校推薦型選抜 試験内容・選抜方法
学校推薦型選抜の選考方法は大学によって様々なパターンがあり、高校時代の頑張り・実績に加え、基本的には書類審査・面接・小論文などでの人物評価によって合否が決まります。中には学科試験や共通テストを課す場合もあります。
総合型選抜同様、学校推薦型選抜も大学入試改革により「各大学が実施する評価方法の活用(小論文・プレゼン・口頭試問・実技・テスト・資格や認定試験の成績など)」または「共通テストの活用」のいずれかを必須化することが求められました。
- 地域枠推薦
- 地方の医師不足緩和のため、国公立大学の医学部では地域枠推薦選抜を行っている場合があります。
この「地域枠」の学校推薦型選抜は卒業後に一定期間、特定の勤務地の医療に従事することが条件となります。奨学金が受給できる例も!
学校推薦型選抜カレンダー
※一般的なスケジュールです。大学によって異なってくるので学校公式ページで必ず詳細を確認しましょう!


※2021年8月時点の情報を基に作成しています。
※正確な情報は、各大学の公式ホームページにてご確認ください。