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学費生活費ガイド
入学してからかかるお金
実際に入学してからはどのくらいお金がかかるのでしょうか。
基本は「授業料 + 修学に必要な金額 + 生活費」が必要になってきます。
授業料は半期に一度、生活費は毎月必要です。突発的にゼミ研修やサークル等でかかる費用もあります。必要となる出費の内容をある程度把握しておくために、気になるポイントを解説します。
年間の学生生活費(学費 + 生活)
区分 (※大学学部昼間部) |
学費 | 生活費 | 合計 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
授業料 | 修学費等 | 小計 | 食費・住居費等 | 娯楽・し好費等 | 小計 | ||
国立大学 | 480,100円 | 118,500円 | 598,600円 | 521,000円 | 340,900円 | 861,900円 | 1,460,500円 |
公立大学 | 465,700円 | 117,300円 | 583,000円 | 429,600円 | 323,800円 | 753,400円 | 1,336,400円 |
私立大学 | 1,160,100円 | 148,000円 | 1,308,100円 | 288,700円 | 342,800円 | 631,500円 | 1,939,600円 |
- ※日本学生支援機構 令和4年度学生生活調査結果より
- ※国公立の「食費・住居費等」が私立に比べて高いのは、自宅外の学生の割合が高いため
授業料と修学のための費用
入学してからかかる金額のうち、大半を占めるのが授業料。
年間で、国立大が490,900円(標準額)、私立大が1,195,700円(平均額)となっている。
学費の納入は前期と後期の開始時期(4月、9月)にあわせて年2回が一般的。
また、通学費(定期代)や研究費、教科書等の値段を含めると、プラスで年間10~12万円程度の費用を見込んでおいたほうがよいようだ。
また、教材の購入時期は学費の納入時期と同じく前期・後期の開始時期。出費を見越して資金を用意しよう!
★教材は多くの場合大学生協で買うと組合員割り引きで安く買えるが、専門店やリサイクル店の方がバリエーションや値段の面で優れている場合もある。先輩に聞いてみよう!
生活費について
居住形態別の年間の学生生活費
(学費 + 生活費)
区分 (※大学学部昼間部) |
自宅 | 下宿・アパート他 |
---|---|---|
国立大学 | 1,082,600円 | 1,681,800円 |
公立大学 | 998,900円 | 1,583,400円 |
私立大学 | 1,731,800円 | 2,403,800円 |
平均 | 1,642,700円 | 2,124,000円 |
居住形態別の平均生活費
区分 (※大学学部昼間部) |
自宅 | 下宿・アパート他 |
---|---|---|
国立大学 | 425,400円 | 1,099,400円 |
公立大学 | 384,100円 | 1,024,400円 |
私立大学 | 426,100円 | 1,065,700円 |
「居住形態別の年間の学生生活費」の表を見ると、自宅から通う場合に比べ、下宿をする場合は家賃や食費など、一人暮らしにかかる費用が大きな負担となることが読み取れる。
ただし、自宅から通う場合は時間的負担を考慮しないといけない。サークルやゼミ等で朝早く、夜遅くなる場合もあり、また通学時間がかかれば、交通費も比例して高くなることも頭に入れておきたい。
★通学定期を買う場合は、定期範囲内でアルバイトや遊びにいけると何かとお得!
区分(※大学学部昼間部) | ||
---|---|---|
アルバイター | 家庭からの給付のみで修学可能 | 52.4% |
家庭からの給付のみでは 修学不自由・困難 |
31.5% | |
計 | 83.8% | |
非アルバイター | 16.2% |
- ※日本学生支援機構 令和4年度学生生活調査結果より
アルバイトをする学生は全体の83.8%。
うち仕送りのみでは、就学が不自由・困難な学生は全体の31.5%にのぼる。
親は子供が進学したらアルバイトをする前提で
仕送りや授業料の支払いプランをたててもよいだろう。
- CHECK!
-
- 在学中にかかるお金の大半は授業料。学校の資料を請求したら親子で学費についてよく相談しよう。
- 学費の納入にあわせて教材代も必要。学費分だけで安心しないように。
- 下宿生の場合は家賃、自宅生の場合は交通費(と通学時間)が負担となる。
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