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自分に合ったお部屋のタイプは?
学生会館とは?
企業の運営管理による学生専用の共同寄宿舎を「学生会館」といいます。食堂があり、共同の設備が多いところは学生寮とよく似ていますが、基本的に居室は1人部屋となり、ちょうど寮生活と一人暮しの中間点の存在といえます。
学生を対象とした賃貸住宅であるが、諸施設が共用となっていたり門限が設けられており普通 の賃貸住宅よりも自由が制限されている。
- wikipedia「学生会館」
学生会館の基本は共同生活で、風呂・トイレなどは共同の場合が多く、門限などある程度の生活上のルールが決まっています。
とはいっても、季節ごとに入居者と管理人でパーティーを開くアットホームなところもあれば、入居者同士あまり交流の無い「食堂付きの学生専用アパート」といった趣のところもあるようです。
共用の食堂があり、食事が付くのが一般的ですが、サークル活動やアルバイト等により夕食がとれない場合の食費は無駄になってしまいます。また、近年、首都圏の食費(物価)は、地方に比べてさほど高いわけではないので、食事付きの是非は一考の余地が有りそうです。
部屋は概ね個室でベッド・机・エアコンなど最低限の家具が付くのが一般的です。付いていない家具をレンタルするかどうか選択できるサービスもあります。家具を自由に選べないので、好みが別れるところになりそうです。
また、物件自体の数もさほど多くないため、家賃や学校からの距離などの選択肢が少ない場合もあります。
学生会館の特徴(一例)
- 学生のみ入居可能
- 家具付き
- 部屋以外の設備(風呂・トイレ等)は共同
- 朝夕の食事がつく
- 外出制限や門限がある
- 食事時間・入浴時間などの決まりごとがある
学生寮とよく混同されがちですが、学校からの補助が出るわけではないので費用面での負担が大きいです。
共同設備の清掃をスタッフが行ってくれるため生活には楽ですが、そのための費用が発生していることも覚えておきましょう。
また、管理費が契約期間分先払いであったり、入館料が発生したりと、入居の際に一時的に大金が必要になる点に注意。
学生会館は、一般の賃貸物件と違い、途中解約が出来なかったり、途中解約する際に違約金が発生するなどの制約が厳しい場合がほとんどです。特に留学や編入には対応できないので、可能性がある場合は注意しましょう。
管理人さんの存在は安心ですが、夜間や休日も常駐しているかどうかはまちまちなのでチェックしておきましょう。また、学生とはいえ他人との共同生活なので、内部的なセキュリティには十分気をつけたほうが良さそうです。学生会館の場合、書類審査のみで入居者の人柄等は考慮されない場合が多いことも覚えておきましょう。
メリット
- 入居者は学生のみ
- 様々な学校の友人に恵まれる
- 食事が出るため、栄養面での心配が少ない
- 共同設備の清掃はスタッフ任せで楽々
デメリット
- 数が限られるので、希望を満たせるとは限らない
- 門限によるアルバイト等の制限
- 風呂・トイレ共同に抵抗があるとつらい
- 途中解約に厳しい制限がある