- 学生ウォーカー トップ
- AO入試・推薦入試
- 推薦入試
推薦入試
推薦入試は、出身高校の校長の推薦に基づき原則として学力検査を免除し、調査書を合否判定の主な資料として用いていましたが、AO入試同様に『学力把握措置』における下記の内容が通知されています。
- CHECK!
-
各大学は、高等学校の教科の評定平均値を出願要件(出願の目安)や合否判定に用いることとし、その旨を募集要項に明記すること。なお、推薦書・調査書だけでは入学志願者の能力・適性等の判定が困難な場合には、
①各大学が実施する検査(筆記、実技、面接等)の成績
②大学入試センター試験の成績
③資格・検定試験などの成績
これらの措置の少なくとも1つを講ずることが望ましい。
評定平均値は、高1~高3の1学期までに履修した全科目の成績を合計して、加算したすべての科目数で割った数値となるので、学校で行われる定期テストが大きく影響します。日ごろの取り組みが大切になってきます。
- 書類審査のみ
※書類とは調査書・推薦書・提出作文など - 書類審査 + 面接
- 書類審査 + 小論文 + 面接
- 書類審査 + 学力試験 + 小論文 + 面接
- 書類審査 + 学力試験 + 面接
- 書類審査 + 実技試験 + 面接
もっとも一般的な選考方法が ③「書類審査 + 小論文 + 面接 」とされている。
①、②は私立大学に多いパターン。④、⑤、⑥は国公立大学に多いパターン。
- ここに注意!
- 国公立大学の推薦入試には、センター試験を課す場合と課さない場合があります。志望校がセンター試験を課す場合は、入試科目のチェックをしておく必要があります。また、「課す」「課さない」場合で選考日程が異なるのでその点も注意しておきましょう。
推薦入試は主に「公募制」と「指定校制」の2つの募集方法があります。ここでは、それぞれの特徴や受験までの流れをご紹介します。
公募制推薦入試
- 特徴
-
- 大学ごとの出願資格を満たして、高校から推薦書をもらえば誰でも受験が可能。
- 国公立大学は併願はできないが、私立大学の場合併願可能な大学もある。
- 高卒生(浪人生)も出願可にしている大学もある。
- 受験までの流れ
-
- 1高校から推薦書をもらう
- 2出願書類の提出
- 3書類審査
- 4大学での入学試験
※面接や小論文など試験内容は大学によって異なる
指定校推薦入試
- 特徴
-
- 大学から指定された高校だけがその大学に応募できる。
- 学校内での推薦条件を満たせば(校内選考に合格)、ほぼ無条件で合格となる。
※面接などでまれに不合格になる場合も - 指定校推薦での受験は原則的に「専願受験」となる。
- 指定校推薦は現役生のみに応募資格がある。
- 受験までの流れ
-
- 1高校へ受験の意思を伝える
大学からは1学期末までに指定する高校へ推薦状が送られる。志望大学の推薦枠があるか高校の先生に確認しておこう! - 2校内選考
※受験希望者の中から高校内で推薦者を選抜、選考基準は高校独自 - 3大学での入学試験
※面接や小論文など試験内容は大学によって異なる
- 1高校へ受験の意思を伝える
推薦入試はどのような人に向いているでしょうか?下記のチェックシートで自分が向いているかどうか調べてみましょう!
推薦入試 適正チェックシート
- 苦手な科目が少なく、評定平均値が高い
- 志望する大学入学への強い意志がある
- 日々の授業、学習を大切にしている
- 欠席・遅刻などがほとんどなく、生活態度も良い
- 部活動で優れた実績がある
- 生徒会やボランティアなどの課外活動でアピールできる実績がある
- 模試より定期テストの方が得意だ
- 人前で話すのが得意だ
- 文章を書くのが得意だ
- いつも自分なりの見解・結論を持つように心掛けている
- CHECK!
-
チェックの数が・・・
6個以上:推薦入試適正は◎!志望校の推薦制度をチェックしてみよう!
3~5個:適正は十分。志望校の推薦枠は空いてるかな?
0~2個:あともう一歩!頑張れ!